年賀状の宛名は作成フリーソフトで…
年賀状の宛名を書く作業って、かなり大変ですよね。
紙に書くこと自体が減りつつある現代社会に慣れてしまったせいか、
昔と比べ、私たちは手書きに対して、苦手・面倒に感じてしまいます。
なので、近年いただく年賀状の宛名書きは、
手書きのものより、PCのソフトを使って書かれたものの方が全然多いです。
私自身もソフトで宛名書きをチャチャッと印刷しています。
手書きの宛名書きの方が味があって良いとは思うのですが…
私みたいな悪筆だとそれも逆効果な気がしています^^;
また多くの年賀状を毎年作成されている方は、単純な作業量として、
「もうちょっと簡単に宛名作成ができればいいのになぁ…」
とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そんな方へのオススメは、やっぱり宛名作成のソフトを活用することです。
「でも、そうしたソフトって有料でしょう。」
「年賀状作成の為だけに勿体無いよ。」
確かに年賀状デザインがパッケージされた年賀状作成ソフトは、
有料ソフトが主流になりますが、宛名作成だけなら、
フリーソフトと呼ばれ、ネットから無料DLできるタイプがあるんです。
しかも、フリーソフトだからといって、使いづらいとか機能が不親切…なんてことはなく、
シンプルで使いやすく、機能が充実しているものもあるので
初心者でも安心して、また簡単に使う事ができますよ＾＾
今回はこの、年賀状の宛名を簡単に作成するのにバッチリ役立つ、
おすすめのフリーソフトをご紹介します。
「宛名書き大変だな～」と毎年お疲れの方、ご参考にしてみてください。
簡単・便利！宛名作成フリーソフト
はがき作家
対応環境：Windows XP/Vista/7/8/8.1/10（64bit版を含む)
入力した宛名のレイアウトをリアルタイムに見ることができる
大きなワークスペースで使いやすく機能充実している宛名印刷ソフトです。
私は今まで有料年賀状作成を幾つか利用してきましたが、
宛名作成に関しては正に有料級のレベルにあるフリーソフトだと感じました。
上記ダウンロードページからソフト本体を「hwf1002.exe」DL、
ダブルクリックでインストーラー起動、通常のソフトインストールの同じ流れです。
ただし、注意点として１つ！
盲クリックでインストールしてしまうと、抱き合わせのソフト「Jwordプラグイン」まで
インストールされてしまいます。
こちらはJword検索用のもので、ウィルスではありませんが、
私は昔から余り良い評判を聞いたことがないので、必要で無い方か以外は、
途中のこの場面でチェックマークを外してください！
画面左側の入力画面に、指定されたとおりに宛名情報を入力すると、
画面右側の、はがきの画面にリアルタイムで入力情報がプレビューされるので、
どんな感じに印刷されるのか、確認しながら、宛名を書くことが出来て、
とっても使いやすいです。
7ケタの郵便番号を入力すると、住所が自動入力されたり、
都道府県や市町村をプルダウンメニューで選んでいくと、自動で郵便番号が入力される
という便利な機能もあり、住所入力が本当に簡単にできます。
CSV形式のファイルのインポートも出来るので、
エクセルなどで作った住所録を読み込んで、連動させて使うことも出来ますし、
このソフト自体にも住所録機能がついていますので、
そこに必要な宛先を登録して、宛名入力時に読み込ませることもできます。
全体的にとてもシンプルで、操作画面も実際の操作も分かりやすいので
初心者にもおすすめです！
♪宛名
対応環境：Windows 98/2000/XP/Vista/7/8/10
年賀状は勿論、長型や角型、洋型などの封筒にも印刷ができる
とっても簡単で便利な宛名印刷ソフトです。
上記ダウンロードページからソフト本体を「ate21setup.zip」DL、
解凍(ダブルクリック)された「ate21setup.exe」をダブルクリックすれば、
セットアップが完了します。
ソフトは自動的にWindowsのスタートメニューにインストールされますので、
スタートメニューから起動して使います。
操作画面はとてもシンプルで、
上部のメニューで縦書きor横書き、用紙、書体、フォントサイズなどを選んで設定、
画面右で、宛先の住所と、差出人の住所（書かなくてもOK）を入力すれば、
入力情報がすぐに左側でプレビュー表示され、どう印刷されるか、
レイアウトなどを確認することができます。
また、このソフトのおすすめポイントは、宛名の連名が簡単なこと！
最初から宛名の入力欄が２名分あり、ただ名前をそこに書くだけで、
レイアウトや文字の大きさなど面倒な調節は一切せずに、
簡単にきれいに連名の宛名が完成するんです。
敬称もそれぞれに、様、御中、殿、宛、と選べますよ。
どちらのフリーソフトも筆者が実際にDL＆インストールして確認していますので、
ご安心してご利用いただけます。
不要になった際にはプログラムのアンイストールから削除できます。
フリーソフトが物足りない方には安価なソフトもおすすめ
前項では、宛名作成のできる、おすすめのフリーソフトをご紹介しましたが
機能が物足りないな～とか、せっかくならもっと便利な作成ソフトがいい！
と思われる方も居られるでしょう。
そういう場合は、フリーソフトではなく、
有料だけれど安価な年賀状ソフトをおすすめします。
一般的に、たとえば筆まめ、筆ぐるめ、のような有名年賀状作成ソフトって、
使いやすいけれど、一式7～8千円くらいして高いイメージがありますよね。
たしかに、量販店のPCソフト売り場などで箱で並んで売られているものの中には
そんなちょっとお高いソフトも、多いです。
しかしそういう、お店で箱に入って並んで売られている高いソフトは
「パッケージ版」というもので、
ソフトによっては、そういう箱とかCD-ROMとかが無く、
ネットでソフトのデータのみをダウンロードして購入する、
ダウンロード版というのがあるんですね。
このダウンロード版は、基本的にはパッケージ版と比べるとかなり安価です。
ただし、ダウンロード版は、パッケージ版に比べて、
使える年賀状素材が少ない、操作ガイドブックが無いなど、
不便な点もいくつかあります。だからその分お値段が割安なんです。
しかし、素材の量はそんなに要らない、操作ガイドブックなど不要、
宛名作成や住所録の機能が充実していて、使いやすければ良いなら、
ダウンロード版の作成ソフトはコスパが良くてオススメです。
筆まめSelect2020/span>
￥1,980
デザインを選んでイラストや写真を入れ替えたら印刷するだけでOK！編集も楽々！
という簡単に年賀状が作れる、有名ソフトならではの使いやすい機能は勿論、
見やすい画面、住所の自動表示など、素早く宛名入力ができる宛名作成機能、
お付き合いの管理など細やかな管理編集ができる住所録機能など、
至れり尽くせりの年賀状機能が入っています。
そして、宛名の文字に、
プロの書道家監修の美麗な毛筆フォントやレイアウトが使えるのも、
印刷した宛名にありがちな無機質な感じでは無く、暖かみのある宛名が作れて、
とっても嬉しい機能です。おすすめ。
筆ぐるめ 27
\2,069
たのしく、かんたん、きれい、をコンセプトにした多彩な機能を搭載し、
写真年賀状にお絵かきしてアレンジするなどの編集も簡単にできます。
勿論、宛名作成と印刷、住所録の機能も充実しており、
宛名の連名は5名まで出来、文字も上寄せ・中央寄せ・均等割付・両端揃えなど、
レイアウトも自由自在。簡単に美しく、宛名を作成することができます。
多人数の宛名連名って、無料ソフトではなかなか簡単には出来ないんですよね。
これは本当、有料ソフトならではの便利機能だと思います。
また、作った住所録も、クラウド上に保存が出来ますので、
家族間で共有して使うこともできますし、
もしもの場合でも、住所録が消えてしまう心配がなく、とっても安心です。
宛名作成ソフトはエクセル住所録と連動できるものが多い
今までワードを使って年賀状の宛名を作っていた方は、
エクセルの住所録を使っていた、という方も多いと思います。
または、ワードを使っていなくても、
エクセルで住所録を作っていた方も居られるでしょう。
そのエクセルの住所録、ちゃんと他ソフトでも使えます。
たとえば、最初にご紹介した「はがき作家」というフリーソフトは、
紹介の欄にもさらっと書きましたが、CSV形式読み込み可能となっており、
エクセルで作った住所録を、拡張子を「.xlsx」ではなく、「.csv」で保存すれば、
はがき作家のソフトの外部データ読み込みで、エクセルの住所録を読み込んで、
宛名に使うことができるんですよ。
他にも、筆まめなら、普通に拡張子「.xlsx」のエクセル形式の住所録がそのまま
読み込んで使えますし、筆ぐるめも同様です。
ですので、既にエクセルの住所録をお使いの方は、
ぜひ、それがそのまま使える
宛名作成ソフトや年賀状ソフトを選ぶことをおすすめします。
ちなみに、宛名作成ソフトの機能の中の住所録でなく、
あちこちで使えて汎用性が高そうなエクセルの住所録を今から作りたい、という方は
よかったらこちらのリンク先を参考にしてみてください。
無料のエクセルテンプレートを使って、簡単に住所録を作る方法を記事にしています。
参考→年賀状をエクセルの無料テンプレートで簡単に作ろう
以上、年賀状の宛名作成が簡単にできる、おすすめのフリーソフトや
もっと多機能なものをお求めの方におすすめな、安価な年賀状作成ソフト、
のご紹介でした。 「使ってみたいものはありましたか？」
今回ご紹介したフリーソフトは、どちらもとてもシンプルで使いやすく、
初心者でも簡単に使えるものですが、
安価でも有料のソフトにはやはり、無料と比べて、
かゆいところに手が届くような、充実した宛名簡単作成機能がついています。
シンプルな無料を選ぶか、少しお金を払ってでも、より簡単便利な方を選ぶか、
そこはお好みで選んでいただくのが一番良いと思いますが、
それも、どんな種類のものがあるのかある程度把握して、比べてみないことには
なかなか、自分にとってどちらがいいか、というのは決めづらいですよね。
ですので、色々なソフトを比べてみて、
どれが使いやすいか、自分が求めている宛名作成機能がどの程度のものなのか、
判断する材料としても、今回の記事を、お役立て頂ければと思います。