年賀状作成ツール「はがきデザインキット」をインストールしようと思ったら、
「あれ」インストールが進んでいかない?
そんな方はチェックしてみてください。
通常、あなたのPCに利用環境が整っていれば、
はがきデザインのインストールは手間要らずで進んでいきます。
しかし、利用環境に合わない場合は、
インストール不可、もしくは利用環境の見直しが必要とされます。
対応OS:
Windows 7/Windows 8 Classic/Windows 10、Mac OS X10.7以上
iOS 10.0以降、Android 4.4 以上、
Adobe AIRの必要システム構成に依存する。
対応ブラウザー:
Google Chrome、Internet Explorer、
Mozilla Firefox、Safari、Opera、SRWare Iron など
せっかく便利な年賀状作成が無料で提供されているのに
インストールできないのは余りにも残念ですよね。
そこで、はがきデザインキットがインストールできない原因について、
自分の経験談を踏まえてまとめてみました。
はがきデザインキットがインストールできない
はがきデザインキットのインストール版は提供終了になりました。
以下は以前の内容になっております。
あなた初めてはがきデザインをインストールされる場合、
こんなところで躓く可能性があるかも知れません!
まず一般的なブラウザーとして利用されるGoogle Chrome、IEでは、
はがきデザインキットのインストール版ページでも少し表示が違います。
<Google Chrome>
<Internet Explorer>
そしてインストール方法も若干異なります。
結論から言いますと、Chromeでインストールした方が簡単です。
Google Chromeのインストール手順
①今すぐダウンロードをクリック
②アプリケーションのインストール(はがきデザインキット)
基本的にはこれだけです。
但し、利用環境によっては、①の後で…
①-1
※上記を許可してあげないと次のプロセスに進めません。
①-2
Adobe Flash Playerのアクセス許可
Adobe Airの準備がされます。
②-1
その後は同様で、はがきデザインのインストール画面となります。
ここで[インストール]をクリックするとインストールに進みます。
といっても、その流れは簡単。
②-2
[同意する]をクリック
②-3
[続行]をクリック これだけです。
イントール時のオプションは、デフォルト(初期状態)で問題ありません。
デスクトップにはがきデザインを起動するショートカットを作成するか。
イントール完了後にはがきデザインキットを起動しますか。
という事ですね。
インストール先もこのままでOKです。
フリーソフトのインストールに特定の場所を設けている方はそちらでもOK。
以上のとおり、Google Chromeでのインストールは
ブラウザ上だけで完結するので非常に簡単です。
ですが、IEの場合は、少し手順が増えます。
Internet Explorerのインストール手順
IEでは、はがきデザインのインストールに必要となるファイルを個々にDLし、
それぞれインストールしていかないといけません。
昔からPCをお使いの方には馴染みのあるInternet Explorerですが、
クロームと比べるとインストール手順は複雑になるケースがあるので、
そこが原因でインストールできない理由になっている可能性もありそうです。
PC環境・ブラウザーのバージョンにより、
Chromeと同じように[今すぐダウンロード]のロゴが表示される場合もありますが、
そうでない場合は以下の工程となります。
実際、私のPC(win7 sp1)、IE11という環境では、必要でした。
win8以降では試していません。
Adobe AIR ランタイム、はがきデザインキット、それぞれのファイルをDL
→Adobe AIR ランタイム
→はがきデザインキット
話が前後しますが、
はがきデザインキットはzipファイル(自己解凍)でDLされます。
ダブルクリックで”design_kit.air”というファイルが解凍されますが、
この状態では開くことができません。
そこで必要となるのが、Adobe AIR ランタイムです。
こちらをインストールすることで、”.air”ファイルが開けるようになります。
インストール手順は簡単です。
AdobeAIRInstaller.exeをダブルクリックしてインストーラーを起動
[同意する]をクリック
これで、Adobe AIRがインストールできます。
ここで少し補足、上記のAdobe AIRのインストールは、
Google Chromeの時の②-2と同じです。
つまり、ここまでの手順がChromeならブラウザ上で終わってしまうので
楽な訳なんですね。
Adobe AIRのインストール完了すれば、
”design_kit.air”のアイコン表示が変わっているのが確認できます。
このアイコンの状態であれば、はがきデザインキットのインストールが可能。
でも、ソフトウェアのイントールに不慣れ方には、
ダウンロードページの説明が余り理解できずに、
はがきデザインキットのファイルだけDLして、インストールできない!
と早合点してしまう方もいらっしゃるかも知れませんね。
IEへの、はがきデザインキットインストールも、この後は同じです。
design_kit.airをダブルクリックしてインストーラーを起動
[インストール]をクリックしてインストールに進んでいきます。
これ以降は当然ですが、ChromeもIEも共通。
はがきデザインキットを起動してご利用するだけです^^
はがきデザインキットの落とし穴
はがきデザインキットは、その年の中でも何回かバージョンプされています。
そして基本的には、はがきデザインキットを起動すると、
最新版へのアップデート確認がはいりますので、普段使われていれば、
常に最新版のはがきデザインキットを利用されていることになります。
なので、はがきデザインキット2017をインストールしていれば、
2018年版を改めてインストールする必要はありません。
しかし、例外もあります。
それは《2世代以上 古い(前の)》はがきデザインキットがインストールされていると、
最新版へのアップデートができない、エラーが発生します。
少し分かり難いのと思いますので、具体例を挙げますと、
はがきデザインキット2017→はがきデザインキット2018 ○アップデートできる
はがきデザインキット2016→はがきデザインキット2018 ×アップデートできない
こういうことです。
私は2世代前のはがきデザインキットをインストールした状態で、
最新のバージョンをインストールした経験はありませんが、
古いものが弊害となって、インストールできない…といった可能性があります。
2世代前の古いはがきデザインキットがインストールされている方は、
一旦そちらをアンインストールして、最新版をインストールし直してください。
最後に…
ここまでの説明で、Adobe AIRランタイムは、はがきデザインキットを
インストールする為だけに必要と聞こえてしまったかも知れませんが、
そうではありません!
Adobe AIRランタイムは、はがきデザインキットを動かす為に必要なもの。
なので、インストール後にアンインストールしてはいけませんよ。
アンイストール時には、注意も表示されるので心配ないと思いますが、
念のためにお伝えしました。
Adobe AIRランタイムについて、少し理解を深める上で、
以下を引用しておきます。
Adobe AIRランタイムを使用すると、同じコードからWindowsデスクトップ、Mac OSデスクトップ、 iOS端末、Android端末向けのネイティブアプリケーション/ゲームパッケージを生成し、10億台ものデスクトップコンピュータと5億台ものモバイル端末を(モバイルアプリストアで)カバーすることができます。引用元:Adobe AIR
上記の説明でポイントになるのが「ランタイム」というもの。
ランタイムとは、アプリケーションの開発・実行の両方の機能を備えたソフトウェアから、開発の機能を省き、実効の機能のみを取り出したプログラムのことである。 ランタイムは、アプリケーションを実行するために必要な単体プログラムのほか、開発ツールを用いて開発したファイル群を意味することもある。引用元:weblioランタイム [runtime]