書き損じ年賀状いつまでに交換
子供の頃、父親に言われ、年賀状書きには鉛筆で下書きしていました。
筆ペンで書いていたのですが、当時は修正ペンみたいなものはなく、失敗したら手直しができなかったからです。それでも失敗しましたけど…^^;
だから書き損じた年賀状は無駄になってしまうと思っていました。
記憶に間違いがなければ、その時、年賀はがきは1枚20円だったと思います。私の1日のお小遣いは30円の時でしたので、子供ながら失敗しないように、真剣に書いていた思い出があります。
しかし、大人になってから知りましたが、年賀はがきは交換可能なんですよね。
でも、子供の頃には交換した記憶がありません。
書き損じの年賀状は昔から交換できたんでしょうか?
それと、家では失敗することも前提にしていたのか必要枚数より割りと余分に購入していたのですが、余った年賀はがきは換金も可能、だったのかな…?
今日はちょっと気になる、年賀はがきの書き損じの取扱について調べてみました。
また書き損じというと、以前は殆ど宛名面のことだと思いますが、今は無料テンプレートなど活用して自宅で裏面の印刷もできますよね。
ですが、プリンターの失敗(かすれや表裏の間違えなど)もあると思います。
書き損じの年賀状って、表も裏も同じ取扱なのでしょうか。
その辺も含めてリサーチしていこうと思います。
郵便局の年賀はがき 書き損じ交換の決まりごと!
交換可能な年賀はがきの基準
表面(宛名面)、裏面(デザイン面)関係なく失敗した年賀はがきは交換可能。
但し、料額印面(左上に切手のようなものが印刷)が、き損(破損)したもの…
汚れてしまったものは交換ができないない可能性(無効となります)がアリ!
ですが、汚れやき損の状態にはついては、郵便局のWEBサイトにも記載がなく、その程度については分からないところがあります。
交換するまでは、保管にも気をつけておきましょう。
※以上は、年賀はがきに限らず、郵便局のはがき全般に言えます。
何と交換のできる?
書き損じの年賀状が何と交換できるのか一覧にしてみました。
年賀状の発売期間内であれば年賀はがきから年賀はがきに交換できるので、昔の家の様に余分に購入しておく必要はなさそうです。
特殊切手とは…
特殊切手は、各種行事その他を記念する等特殊の目的で随時発行する郵便切手のことで、グリーティング(シール式)切手、年賀切手、寄附金付きお年玉付き年賀郵便切手、ふるさと切手およびフレーム切手を含みます。引用元:郵便局WEBサイト
書き損じの交換には手数料が必要!
先述通り、書き損じ年賀状は交換可能ですが、無条件ではありません、交換には手数料が発生します。つまり、書き損じの年賀状をもっていくだけでは、書き損じ分の新品年賀状を受け取ることはできません!
そこで気になるのが、その手数料なのですが、便局のWEBサイトをみても…「所定定の手数料をお支払いいただければ交換することができます。」とされているだけでハッキリとした手数料の記載がありません。
なので郵便局へ直接問合せて聞いてみました。
「1枚に付き5円の手数料」が発生します!
書き損じで、5円で済むのは有り難いですね^^
また、手数料の支払いは現金以外にも、切手で充当できます。それと、これは双方年賀状でない場合になりますが、通常切手の交換なら手数料を差し引いた分を受け取ることもできます。
未使用の年賀はがきは交換できる?手数料はいるの?
では次に、失敗した年賀状の交換ではなく、余分に買いすぎてしまった、余ってしまった年賀状の交換について。
無使用の年賀はがきは、「誤購入」という扱いで発売期間内なら、手数料無料で年賀状交換ができます。
しかし、少し決まりごとがあります。それは、同じ種類の年賀状とは無料交換できない!ということ。
最初、なんでそんな制約が必要なのかなーと、思ったのですが、コレ、考えてみれば普通のことで、寧ろ、余った年賀状を同じ種類の年賀状に交換する方が不自然ですよね。
何か良からぬ事情がない限り、そんなケースがある訳ありません。交換せずに、そのまま使えばいいだけですから。。
但し、同じ種類であっても絵柄の異なる場合は交換可能。
また、発行数が少ない人気キャラ年賀状や写真用などは、早い段階で売り切れとなるケースもありますから、リアルに「誤購入」された方は、早目に対応しておいた方が良いでしょう。
交換はいつまで?期限ってあるの?
交換期限については、年賀状から年賀状の場合には必然と年賀はがきの発売期間内、ということになりますね。
書き損じ年賀状を他の商品と交換する場合であれば、交換期限というものはありません!
交換手数料は必要となりますが、いつでも交換ができます。
年賀状って引き受け期間内の場合は年賀はがきとして取り扱われますが、期間外は普通郵便となり、普通の郵便はがきとして利用できます。
2017年6月1日から、郵便はがきの料金が値上ってしまいましたので、2018年用(52円)の年賀状は、1月8日以降は+10円しないといけませんが、値上げ前の23年間は普通に郵便はがきとして使えていました。
それで謎が解けたんですが…
冒頭で「家では年賀状はがき交換した記憶がない…」というのも、これに関係していまして、家の親は書き損じ年賀状や余った年賀状を普通に郵便はがきとして使っていたんですね。
私も雑誌の懸賞応募に使ったことを思い出しました^^;
個人宛には失礼なので使えませんが、懸賞応募とかなら、書き損じもグチャクチャとしたり二重線を引けば支障はありませんでしたし、昔はそういった物の方が目立って当たりやすい…みたいに言われていた時期が確かにありましたわ?
だから、交換手数料を払って、失敗した年賀状を交換したり、別のものと交換することが無かったんですね。
今は懸賞応募やプレゼント応募は全部ネットで完結できますが、昔は新聞のクロスワードクイズなんかも、ハガキで応募する時代でしたね。何かと、郵便はがきの需要があったんですよ。
しかし、今は1年の内、はがきを書くことは殆どありませんから、「忘れて無くしちゃいそうだから…」など早めに交換したい方は、切手と交換するのが良いでしょう。
郵便局のサービスにおてい、切手はお金を同じような感覚で使えます。
定形郵便、ゆうメール、ゆうパック、書留、速達、EMS、料金別納、着払い料金、こんな事へ現金的に使えます。
余った年賀状は換金できる?できない?
ここまでご覧いただければ、自ずと答えは出ていますが、郵便局で余った年賀状、誤購入分の年賀状を払い戻すなど、現金と交換できるシステムはありません!
お父さんとお母さんが同じ日に買ってしまい、家に戻ってからから気がついた!
なんてケースなら、地元の郵便局なら対応してくれると思いますが、基本的には年賀はがきは換金することはできません。
しかし、絶対現金化できないかと言うと、そんなことはありません。
何故なら、年賀状はがきは、切手と交換できますよね。
そして、郵便切手は、結構そこらで買い取りがされています。代表的なのは金券ショップですね。
ちょっと調べてみたら、郵便切手の相場は大体額面の90%前後でした。
郵便局が切手に交換する場合の手数料(1枚あたり5円)は、年賀ハガキの約9.6%(下の計算では面倒いので10%)に相当しますので、0.9(切手買取相場)×0.9(切手への交換率)で、81%未満であれば、現金化することは可能だと思います。
それが、80%なのか、75%なのか、70%なのかなショップ次第ですが、いちおう換金はできると言えますね。
ただ、換金率を考えるなら、年賀状をそのまま持ち込むのではなく、一度切手に交換した方が良いと思いますよ。
以上、書き損じ年賀はがきの交換などについてでした。