「そうかー、来年は自分の生まれ年の干支になるのか。」
今まで年賀状はがきを送ったことがなかったけど、なんか来年は特別な感じがするので、いっちょ出してみようかな…
今は年賀状の無料テンプレートがあるから、作るのはそんなに大変じゃないし、思い出・記念になりそうだから年賀状交換してみよう!
でもまてよ、家に印刷する為のプリンターがないぞ… なにか他の方法で年賀状を作成することはできないのか…
そのご要望にお応えして、自宅にプリンターが無い方でも、年賀状印刷する方法を幾つかご紹介していきます。
今は昔と違い、PC所有率とプリンター所有率には大きな開きがあります。
これはスマホの普及、その性能の向上、データ回線の高速化、また、各種記憶メディアが品質も上がり、しかも安価になったことで、以前はデータ(ファイル)をプリントアウトして印刷物として利用されたものが、今は出先で手軽に直接ファイル見ることができる環境が整っていますので、プリンター自体が必需性が薄れてしまいました。
なので、年賀状印刷においても、そうした場面を想定されたサービスが充実していますのでご安心ください。
プリンター不要 ラクラク年賀状作成
プリンターを持たない方が年賀状作成・年賀状印刷する方法は大きく分けて二つの方法があります。
それは、ネット印刷(プリントサービス)とコンビニ印刷です。
では、この二つの方法について詳しくお話していきたいと思います。
どちらが良い、というものではありませんので、ご自身のニーズにあっていると思われる方を選んでいただければOKです。
ネット印刷(プリント)
ここでのネット印刷とはスマホアプリやWEBアプリ上でデザインを選んで、年賀状デザインの印刷(裏面)、宛名書き(表面)までしてくれる、いわば、年賀状作成の丸投げに近いサービスを指します^^;
宛名書きは自分でやりたい…という方はそれも可能です。
また、PCよりスマホの方が普及していることから、ネット印刷を利用する方はスマホユーザーが中心となっていますので、ここではスマホ利用を前提にご説明します。
スマホからネット印刷するには基本アプリを介して行います。そんなアプリから、優秀なものピックアップしてみました。
しまうま年賀
TVCMでお馴染みネット印刷専門店No.1の「しまうまプリント」が提供している無料アプリがこちらになります。使いやすくスッキリとしたインターフェイスで初めての方でもカンタンに年賀状作成できます。
豊富なテンプレートとお洒落なデザインもこのアプリの魅力で、そのデザインはどれもハイグレード&ハイセンスに仕上げられています。また、結婚・出産・引っ越しとしてたイベント報告用のデザインが充実しているのもしまうま年賀の特徴です。
こうしたテンプレートは無料では提供数も少ないので重宝します。それに伴った挨拶文も色々と付属していますのでご自身のシチュエーションぴったりの年賀状が作成できます。
基本料金はかかりますが1枚12円でフルカラー印刷できる事も多くの年賀葉書を送る人には嬉しいですね。
つむぐ年賀
凝った年賀状・オリジナルデザインに拘っているのが「つむぐ年賀」特に写真入り年賀状には「マイスタンプ」という特別な機能があります。
メニューの「人物切り抜き」からカメラロール内の写真を選ぶだけで、自動的に背景が切り抜かれます。
本来この様な作業は専用のソフトウェアが必要となりますが、つむぐ年賀ならアプリだけで完結できます。
写真フレームの透過された部分に写真を置く作成方法と違い、写真の設置場所や形状に左右されないため動きのある年賀状ができます。
上記の様に、一般的な写真フレームであれば左の様になってしまいますが、人物切り抜き(右)ならこの通りです。イラストを損なうことなく自由に写真を配置できるのは本当に便利なんですよ。
また、つむぐ年賀状の魅力はプアリの機能だけではありません。基本料金なしで1枚から印刷注文ができます。しかも郵便局のネットプリンと比べてもかなりお安くなっています。
ノハナ年賀状
ここだけのオリジナル年賀状デザインも良いものが揃っていますが、ディズニーなどの人気キャラクターテンプレートが利用できるのが凄いです。更にSNSで注目クリエイターさんや人気作家の年賀状テンプレートも用意されていて他とはひと味違う年賀状ができます。
年賀状デザインは和風やシンプル以外にもガーリー、ポップ、コラージュといったカテゴリ分けがされていて、好みのデザインも探しやすいです。また、アプリには使い方のガイドページが用意されているので写真入りの年賀状でもガイドに沿って簡単にできます。
更に、こちらのアプリでは無料サンプルというシステムがあり、印刷の仕上がりを事前に確認することができます。実物を手にしないネット印刷でこうしたサービスは嬉しいですね。
最後に以上3つのアプリの共用機能として、何れも宛名面の印刷が無料です。
それと、「しまうま年賀」と「つむぐ年賀」は投函サービスも対応可能の為、自分で投函しなくもOKです。もちろんネット印刷した年賀状をご自宅に送ってもらうこともできますが、この場合は別途送料が必要。
印刷代金は、50枚以上の印刷ならしまうま年賀、50枚未満ならつむぐ年賀が安いです。
どのアプリが自分の良いのか迷うところかも知れませんが、何れのアプリも無料DLできますから一度お試しあれ。
コンビニ印刷
セブンイレブンのネットプリント
セブンイレブンのコピー機の利用して年賀状印刷ができます。
プリントには事前にnetprintへのユーザー登録(無料)と印刷素材ファイルのアップロードして予約番号の取得が必要。
フルカラー:1枚80円(年賀葉書代含む)
ローソン、サークルK他のネットワークプリント
こちらの基本的にセブンイレブンと同じ(料金を含め)これらは何れもコンビニのマルチコピー機を使って印刷する方法です。
マルチコピー機は、現状、富士ゼロックスとシャープの2機種あり、富士ゼロックス:セブンイレブンシャープ:ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス導入機の違いにより名称が異なるだけ。
また上記とは別に、コンビニでもプリントサービスが提供されています。
例えばローソンでは、ローソンプリントサービスとして、人気キャラクターの年賀状デザインがあり、多くの無料テンプレート提供サイトでは入手不可能なスペシャルな年賀状作成ができます。
出典:ジブリがいっぱい年賀状
ただ、この様なサービスはコンビニ印刷というより任意の年賀状デザインを完成品として受け取る感じになりますし、先のマルチコピーを利用する方法より割高になります。
50枚の注文であれば、6264円 1枚125円程なので割りとお値打ちですが、10枚の注文ですと…、4190円 1枚420円近くになってしまいます^^;
それと、この様なサービスは他のコンビニでも提供されていますので、年賀状テンプレートを見て自分好みのデザインを探しすと良いでしょう。
年賀状を出したいけどプリンターがない…そんなケースでお話してみました。
数枚程度ならコスト的にはコンビニが安いのですが、筆者的にはコンビニへ足を運んで年賀葉書を用意するというトータル的なことを考えると、単純に印刷代だけでは判断できない気がします。多分、アプリで投函まで済ましてしまうでしょうね。
それと趣旨自体が変わってしまうのですが、枚数が100枚以上とかの場合、プリンターをこの機会にお求めになるのも一つの選択肢に思えます。
というのも、現在はプリンターもお手頃になっていまして、例えば、昨年モデルのPIXUSですと「TS3130S」なら4000円台で購入できます。
忙し師走、長時間コピー機を独占する度胸は私にはありません^^; また、あればあったで便利ですし、来年、再来年、印刷には困りません。