年賀状デザインのコツ
毎年、年末が近づくと年賀状の作成に追われませんか…?
前もって有料で他印刷会社に予約を入れているのだったらいいのですが、無料の年賀状作成ソフトもたくさん提供されているので、自分で作成する人も増えてきています。
しかし、送られてきた中にはチョット残念な年賀状も…(^^;
頑張って作ったのにレイアウトがおかしかったり、写真がぼやけていたり、若干モザイクがかかったようなガタガタとした画像だったり…センスがイマイチだったら哀しい(´;ω;)ですよね。
カッコいい、かわいい年賀状のデザインを作るコツを教えます!
このコツさえつかめば、あなただけの年賀状ができますよ!(o^―^o)
無料年賀状イラスト素材やテンプレートを利用!
絵心のある人は自分でイラストを描く事もできますが、ほとんどの人は難しいかと思います。
そういう時は年賀状ソフトに付属しているイラストやデザインを使いましょう!
または、ネットで配布される著作権フリーの年賀状素材をダウンロードして使いましょう!
年賀状デザインの素材を無料で提供してくれているサイトさんは、大手や個人を含めると100以上もあります。
その中からお気に入りをダウンロードしてストックするというのもありですよ。
ひとつだけ気を付けてほしいことは、無料と銘打っていても著作者の名前を表示する義務がある場合もあります。
各サイトに注意書きや説明があるので、ダウンロードする前に必ず目を通してから違反することのないようにしてください。
ダウンロードしたイラストを転売したり、加工したりして商売に使ったりは厳禁ですよ。(もちろん中には著作権放棄のものもあります)
年賀状の写真解像度について
写真年賀状は特に子育て世代や、結婚、出産などによく使われますね。
せっかくの年賀状での報告なのに、写真が…見づらい…
なんかハッキリしない…場合も。なぜそうなるのか…
それは「画像解像度」が間違っているからです。画像解像度とは、写真データの密度を表すものであり、1インチあたりの画素(ピクセル)数のことをいいます。
商業用の印刷物の場合、最適な画像解像度は350dpi。印刷するにはこのくらいの解像度があれば綺麗に印刷されます。
ただし、データとしては重くなるので、筆者は300dpi程度で作成しています。Web用の場合は最低72dpiあれば充分です。
ホームページに載っている画像をそのまま印刷しても綺麗に出ると、勘違いしている人も多いのですが、72dpiで載せていることが多いので印刷すると汚くなってしまいます。
ただ、中には画像そのものが72dpiであっても非常に大きい(ピクセル数が多い)画像の場合印刷用に解像度を300~350dpiに変更してもクリアする場合もあります。
今はデジカメやスマホで撮影したものを印刷する場合が多いですよね。
最近のスマホは、800万画素~1000万画素を超える画素数で撮影されるので、年賀状サイズに変更すると350dpiを超えるので、特に問題がなくきれいな印刷ができるようになっていますので大丈夫です。
問題はガラケーで撮影したものを使う場合は注意してほしいと思います。
基本的にガラケーで撮影したものは解像度が低いことが多く、そのまま印刷するとガタガタになってしまうことがあります。
せっかくの年賀状ですから、綺麗な写真で新年のご挨拶したいもの。画像解像度というのを、理解したうえで制作すれば大丈夫ですよ!(o^―^o)
年賀状の印象はフォント(書体)から!
年賀状をパッと見た時に、目につくのがフォント(書体)。一番重要なポジションなのです。
たかが書体だろ?と侮ってはいけません!フォントを変えるだけで、デザイン全体の印象がガラリと変わります。
特にデザイナーにとっては書体もデザインの一部であり、全体的な印象を左右するため非常に重視します。
ビジネス用には楷書体や行書体、明朝体を使う、親しい間柄には柔らかい丸ゴシック体やオリジナルの書体を使うなど…。
PCに入っている書体はあくまで基本なので、一ひねりある書体を無料ダウンロードできるサイトがありますので、いくつか紹介しますね。
無料でダウンロードできる毛筆フォント
無料でダウンロードできる楷書体
無料でダウンロードできるポップな筆文字フォント
など、無料で色んな書体をダウンロードできる書体はたくさんありますので、好みのものをどしどしダウンロードして年賀状だけにこだわらず利用して、楽しんでくださいね。
送り先の年齢層や職業などによってもデザイン・フォントを使い分けてください。
どのフォントを使うか迷った場合、作成したイメージと使いたいフォントのパターンをいくつか作成して、プリントアウトで見比べてみてくださいね。
けっこう変わるものだと自分でもびっくりするかもしれませんが、作成したら家族の方などに見せて批評を頂いてその中からベストを選んでくださいね~(o^―^o)
以上、年賀状デザインのコツでした。素敵な年賀状ができますように!